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□5月18日 続、数検結果発表

  • 執筆者の写真: 都の西北学院
    都の西北学院
  • 5月19日
  • 読了時間: 2分

 4月の数検では、中3になったばかりのS君という生徒が、高1レベルの準2級に挑みました。その体験記を紹介します。


 彼が数検準2級を受けると言い出したのは去年の12月頃でした。当時まだ中2で、しかも対策は独学で進めると言います。ゴーサインを出すべきか正直悩みましたが、彼は定期テストでは普段から十分な成績を収め、数検3級を中2で合格した実績もあったので、思い切って任せてみました。


 準2級に合格するには高校数学の予習が必用です。S君は高校の参考書はその時点でまだ用意していなかったので、塾の備品の『数学Ⅰ・A入門問題精講』をとりあえずの一冊として貸しました。これは読んで覚えるタイプの参考書で、文章を読むことを苦にしないS君に合うと思ったからです。とはいえ確たる自信は無く、もし合わなければすぐ他のテキストに切り替えさせるつもりでした。これと過去問集テキストの2冊で対策はスタートしました。


 結果的に、この方針は大きくハマりました。S君は『入門精講をじっくり読み込んでから過去問を解き、悩みが出たらまた入門精講を熟読して解決、どうしても分からないところは講師に質問』というスタイルを、誰に言われるまでもなく築き上げたのです。他のテキストには手を出さずにこの勉強法を4か月間継続して、ついに一人で過去問集を制覇してしまいました。そして見事に合格。結果発表の日は合否の確認のためだけに来塾していました(笑)そのくらい、彼にとっても特別な思いがあるチャレンジだったのでしょう


 参考書を一人で読み進められる生徒は強い。このタイプに塾がすべきことは、手取り足取り教えることではなく適切な参考書を薦めること。このことを、S君は私に教えてくれました。

 
 
 

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